2007年06月02日
M音楽スタジオ 金武町の民話
今、M音楽スタジオの製作で金武町で仕事していますが、
金武町の町や、いろんなこと見たり聞いたりしています、
金武町のホームページで金武町の民話が、紹介されていたので、
紹介したいと、思います、
一、キジムナーとの出会い
昭和 14 年8月のことです。
昼はうだるような暑さの中を畑仕事、夜は家で、ゆっくり休もうにも、むし暑い熱帯夜。近くの浜辺(現在の屋嘉ビーチ給油所一帯)で夕涼みするのも、夏の日の日課でありました。
その日も夕時の家事をすませ、いつもの浜にいきました。そこにはすでに、いつものメンバー(学校の先生と隣のおじさん、おばさん)が楽しく語り合っていました。
その夜は、それはもう月がとってもきれいな晩でした。月の光を一面に浴びている海は、まるで銀世界のよう。べたなぎの小波の音が、静けさと月の光でなおさら目立ち、ときおり小魚が飛びはねる音、姿さえはっきりわかるのでした。
そんな光景をながめながらの語らいは、その日の疲れを忘れさせるのに十分にして、なお余りあるほどでした。
私が仲間に加わってしばらくは、笑い声をはさみながら話がはずんでいました。
ところがそのうちに先生が、急に何を思ったのか、
「この世に、キジムナーというものがいるだろうか」
と投げかけてきたことから話がかみ合わなくなってきました。
おじさんは
「そんなもの、いるはずがないよ。きっとだれかの作り話に決まっている」
と答え、まったく相手にしません。
私はすかさず
「話があるということは、ほんとうのことかも知れないよ」
と反論しました。
「いる」
「いない」
でしばらくは話が折りあわず、それからは誰もが口をつぐんでしまい、すっかり静かになってしまったのです。
その時です。
低い谷間の方から、体の小さい化け物みたいなものが、十人ぐらいだっただろうか、火をともしながらやってくるのです。
私はおそろしくなってきたので、あわてて先生に
「先生!あなたはキジムナーを呼びましたね。さあ、こぶしを強くしっかりとにぎって、気を落ち着かせてください」
と言うと
「ばかなことを言うもんじゃないよ」
とおじさんは言って、私の話を全然信用しようとしません。そして、海の方だけをながめていたのです。
私ははっきりと、キジムナーの姿をこの目でたしかめていましたので
「もしキジムナーが近づいてきたら、この魚を捕る網の下に隠れよう」
と私が真剣になって言うと、それまでまったく相手にしようとしなかったおじさんが
「ほんとうにいるのかな」
と言い、首をかしげながらキジムナーの方へ目をやりました。
そのときキジムナーは、すでにナーカ森に入り、部落のすぐ手前まできていました。
はじめて見るキジムナーに、おじさんや先生は、あまりのおどろきに、立ちすくんでふるえているようでした。
私はある人から、キジムナーに出会ったら、その対応のしかたを教えられていましたので
「さあみなさん!キジムナーが部落の中へ入ってきたら、こっちへ来るのは時間の問題だ。その時は、自分は鋼鉄のような人間と思いなさい。そして、キジムナーをじっと見つめるのです」
と教え、四人はキジムナーから目をはなさず、じっとその動きをにらむようにしていました。
するとキジムナーは、こっちには近寄れず、ソンシチの浜から小浜に行き、さらに海面をすっーと飛び越え、コンブ(具志川市昆布)に渡って消えたのです。
金武町役場のホームページにありました、
他にもいろいろありましたよ~


