
ユニバーサル・デザイン Universal Design
最近よく使われるようになった言葉で、「すべての人のためのデザイン」を意味する。バリアフリーがどうしても「障害、障害者」の概念と切り離せないのに対し、ユニバーサル・デザインはそれにいっさい言及しないで論じることができる。これが特に強く意識されるようになったのはADA(アメリカ障害者法)が成立してからのことである。障害者の権利を公民権として位置づけたADAによっても人々の意識は容易には変わらないことから、社会を変える戦略の必要性が改めて認識され、人々を説得する概念として前面に出たのがユニバーサル・デザインである。能力の程度にかかわらずだれにでもよりよいものを示すことで、人々の意識を変えようと「ユニバーサル・デザインの7原則」がまとめられた。使いやすさ、わかりやすさ、安全性などを平易に述べたものである。